ある石川賢ファンの雑記

石川賢の漫画を普及し人類のQOLの向上を目指します

ゲッターロボアーク放送前のあれこれ 向野在麿くん応援記事

最近は嬉しいことが続いているような気がします。特にゲッターロボアークの新情報。pvやキャストも発表されました。隼人がOVAシリーズの内田直哉さんだったのも嬉しいですが、ゲッターチームの三人が公開されたことも重要です。拓馬役の内田雄馬さんは今を時めくイケメン声優ですね。公式がちゃんと女性人気も取りに来ているという気概が感じられて期待が高まります。獏役の寸石和弘さんは主に吹き替え方面でお仕事をされている方のようです。ウォーキングデッドやアドベンチャータイムなど、私でも知っているくらいの有名作にも出演されてます。そして、カムイ役の向野在麿さん、彼は何と初メインらしいです。年齢も19歳。年下です。なぜだか少し怖いです。少し前から特撮ヒーローをやる俳優が自分より若くなっていくことにどうしようもない焦りを感じています。濱田龍臣くんなんかつい最近お酒飲めるようになったんですよ。ベリ銀や怪物くんの頃から知っている身からするとこれはとてつもないことですよ。そんな齢なのに私よりずっとウルトラマン他特撮への造詣が深く演技の実力もあるときましたら嫉妬のしようもありません。まあそれは置いといて、いま大事なのは向野くんです。初メインでゲッター、しかもアークの裏主人公とも言うべきカムイです。人と恐竜、どちらでもありどちらでもない出自と孤独、母への愛。宿命と戦いの狭間で揺れる心、敵である拓馬との友情を築きながらも戦う悲哀。かなり難しい役どころだと思います。しかしそれ故に魅力的なキャラです。私が特に好きなシーンは出征式にて拓馬が物陰にいたカムイの母親を引っ張ってカムイと手を繋がせるシーンです。母を亡くした拓馬だからこそカムイの哀しみや愛の深さを想い、優しさを抱くことができる。そしてそこからカムイは拓馬に恩義を感じ、信頼するようになるのです。単体でもシリーズ屈指の名シーンですが、その後、未来の世界で他種族を蹂躙するゲッター艦隊や人類のハチュウ人類に対する蔑視を目の当たりにし、自分は人類の中で生きることができないと衝撃を受ける展開の振りとして効果的に機能するのです。號以降のゲッターサーガにはある共通する思想があると思います。それは、人知の及ばない強大な力がこの宇宙には存在し、何者も抗うことができないという思想です。かつてゲッターを滅ぼそうとしたゴールやブライさえゲッターの意思に取り込まれ、その野望を捨て去ってしまう。ゲッターから離れようとした竜馬や號でさえ、その真理の前にゲッターに乗ることを選んでしまう。そうさせるほどのゲッターとはいったい何なのか。これしか道はないと言った武蔵の真意は何なのか。今回のアニメ化でその謎に決着がつくか一ファンとして楽しみです。また脱線してしまいました。とにかくこんな壮大なゲッターサーガの集大成と言えるサーガで作品のテーマを背負うカムイを演じる向野くんの重責は計り知れないという事です。ゲッター風に言うとしたら、「この程度のことで死ぬのなら、今死なせてやった方が親切だ」ですね。彼がハジをかかずやり切れるかとっても楽しみです。ゲッターは戦いの物語です。抗いようもない力、運命とも神とも呼ばれる圧倒的な力。その流れの中で必死に立ち向かう男たちの生きざま。それこそがゲッターです。勝てる勝てないではなく、愛する者のために戦い続けるのがゲッターです。石川賢先生もまたゲッターと戦っていたのだと私は思います。自ら作り出した残酷な世界を打ち壊すことができるか、それとも全て運命の中に呑み込まれてしまうのか、たどり着くべき終焉を探し求めていたのだと私は思います。そして、その戦いはゲッターに関わった全ての人間に受け継がれたのです。でたなゲッタードラゴン。本作の最後に発された言葉です。それは新たなる戦いの始まりの言葉です。拓馬も、カムイも、生きるために、運命に抗って戦い続けているのです。その魂の輝きを通して、向野くんには強くたくましく成長して頂きたい。今から私は向野くんを応援します。これからゲッターに触れる人も、既にゲッターにハマっている人も、ぜひ彼を応援してあげてください。彼もまた運命と戦う戦士なのです。そして、今から応援すれば、ここから有名になったとして、俺たちが育てたと言えなくもないからです。多分言えます。そうでなくても古参面して他のファンにでかい顔できます。それやって嫌われても私は何の責任も負いませんが。とにかく未来の名優を応援しましょう!ゲッターロボアークが成功することを祈って! ガッツ! ガッツ! ゲッターガッツ!

 よい石川賢ライフを。

向野くんのSNS

向野存麿さん (@assassincreed01) / Twitter

https://t.co/9VFe9rB08x?amp=1

 

 

 

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